留学エージェントの種類はどんなものがある?それぞれの違いを紹介!

公開日:2021/10/15  最終更新日:2021/07/09


一言で留学エージェントといっても運営の形態はさまざまで、どのようなエージェントに決めればよいのか悩んでしまうものでしょう。そこでこの記事では、留学エージェントを、料金体系や会社の規模でカテゴライズして紹介します。それぞれのエージェントの違いを知ることで、自分自身にマッチしたエージェントを見つけるための参考にしてください。

留学エージェントの種類はどんなものがある?

■無料の留学エージェント

まず、留学エージェントには無料でサポートを提供するところがあります。なぜ無料で運営できるのかというと、利用者から収益を上げるわけではなく、留学先として紹介した学校から紹介料という形で収益が上がる仕組みになっているためです。

無料のエージェントの多くは、利用者に少しでも留学の費用を抑えて、浮いた資金を留学生活の充実に充ててもらいたいという健全な理念で経営しています。信頼できるエージェントかどうかを見極める必要はありますが、無料だという理由だけで不安がったり、不審に思ったりする必要はありません。

学校の紹介以外の、ビザ申請の代行などの渡航準備やその他のサポートについては、有料オプションとして引き受けてくれるところもあります。また有料のエージェントと比較すると、宣伝費はあまりかけない傾向にあるため、メディアなどの広告で目にしたことのない会社が多いでしょう。

■有料の留学エージェント

有料エージェントは、最初から包括的なサポートを提案していることが多いようです。学校の手配やその他のサポートも、パッケージで提供する前提になっているところが多く、手厚いサポートを提供しています。

比較的大手のエージェントが多く、無料のエージェントと比較すると宣伝費をかけていることも多いので、比較的メジャーな会社が多いといえそうです。渡航準備や留学先での生活を自力で進める自信がない場合、手厚いサポートを期待している場合などは、料金を支払ってでも力を借りる価値はあります。

■大手の留学エージェント

大手エージェントは、経営母体が語学スクール、塾、出版社、旅行会社などであることが多いでしょう。たしかに留学とかかわりの深い業種となっており、親会社の特徴がエージェントのサービスにも反映されやすくなります。その一方、IT企業や通信事業者といった、一見あまり留学と関係がなさそうな企業が親会社として運営していることもあるようです。

■小規模・個人事業主のエージェント

親会社なしで、単独で運営している小規模なところ、個人が運営するエージェントもあります。小規模のエージェントの場合、代表者の考えがダイレクトにサービスに反映されやすく、経営理念も価格重視、サービス重視と会社によってさまざまです。また規模によって提供できるサービスが異なってきます。

留学エージェントを選ぶ時のポイント

ここまで紹介したとおり、料金体系や事業者の規模によって留学エージェントのあり方はさまざまです。利用者の目的や渡航経験の有無、その他さまざまな要因によって、どの種類のエージェントがむいているかは変わります。

しかし、すべての人にいえるのは、より信頼できるエージェントを選ぶためには、料金体系や規模以外の部分にも目を向けて判断しなければならないということです。ここでひとつ、料金体系や規模の大小にかかわらず、信頼できるエージェントが探しやすくなるポイントを紹介します。

■J-Cross(留学サービス審査機構)の認証

留学希望者が適切なサービスを受け、安心して留学できるようにサポートすることを目的として、認証制度を設けています。日本国の省庁が定めたガイドラインを守って運営している事業者にのみ認証が与えられるので、J-Crossの認証を受けていれば、ある程度のルールに従って運営していると考えられるでしょう。

■JAOS(海外留学協議会)への入会

消費者の保護と、国際社会に貢献できる人材の育成を目指して、留学に関する情報提供やその他のサポートに関する事業を行っています。このような理念に賛同する事業者や機関を会員としているようです。会員にはガイドラインを守る義務が課せられており、エージェントがJAOSの会員であれば、そのエージェントは消費者保護や人材の育成を重視していると考えられます。

■留学協会への入会

留学業界の健全な育成と発展に資するために設立された認定NPO法人です。留学事業者を法人会員としており、厳正な審査を通過しなければ入会できない仕組みになっています。J-Cross認証事業者やJAOS会員と同様に、留学協会の会員であれば、留学エージェントとして健全な会社である可能性は高まるでしょう。

留学エージェントを選ぶ時に注意するべき点

外部の機関から認証を受けていれば、健全な運営をしている会社であると判断できます。しかし、エージェントを選ぶ時に考えるべきことは、運営や経営の安全性だけではありません。ここからは、企業としての健全性とは違った視点から、エージェントを選ぶ時の注意点を紹介します。

■サポートの内容

必要なサポートは利用者によって異なりますが、誰にも共通していえるのは、希望のサポートが受けられるエージェントかどうかが重要だということです。エージェントによってはパッケージで提供されていることもあり、オプションとして別料金が加算される場合もあります。そのときになってから、受けたいサポートが受けられないと後悔するため、しっかり確認してください。

■費用は明確か

留学プランがまとまると見積書が発行されますが、この見積書の書式も各社さまざまです。入学金・授業料・滞在費・サポート費用などと、項目別に明細が書かれている場合もあれば、パッケージ料金として表記される場合もあります。項目ごとに記載がある場合は構いませんが、パッケージ料金の場合は、内訳が書かれているかどうかを確認しましょう。

■留学カウンセラーの良し悪しと相性

留学エージェントを利用する場合はカウンセリングを受けて、内容をもとに留学プランを組み立てていくので、カウンセラーの存在は重要です。カウンセラーの良し悪しを判断する基準としては、まず自分の希望を聞き取って合ったプランを考えてくれるか、プランのメリットばかりを話すのではなく、デメリットについてもきちんと説明してくれるかなどが挙げられます。

また、カウンセラーとの相性がいいかどうかも注意したい点です。カウンセラーとの対話で留学のプランが決まるため、カウンセラーとの相性がその後の留学生活に直結していく可能性もあると考えましょう。同じ内容、同じ態度でも、人によって感じ方は異なるものです。どうしても納得いかないことがあれば、エージェントに担当を交代してもらえるように相談してみるのもひとつの手段です。

■留学の目的や希望に沿ったプランがあるか

一般的な語学留学で、とくに希望がない場合は構いません。しかし、留学先で料理や音楽など特定の分野を学びたい場合や、あまり留学先としてメジャーでない国に留学したい場合は、エージェントがその分野の学校や希望の国とパイプをもっているかという点に注意を払いましょう。

また、他にも「ホームステイ先に日本人のマザーを希望する」「日本人がほとんどいない学校に行きたい」「こんな習い事をしてみたい」「この資格を取りたい」など、これだけは外せないという希望があれば、それが実現できるかどうかも相談してください。

 

留学エージェントには、無料・有料・大手・小規模とさまざまな種類があります。しかし、エージェントを決定するためには、自分自身の目的や希望とマッチしたサポートを提供してくれるかどうかを考えることが重要です。自分に合った留学エージェントを選ぶよう、気を付けてください。

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